三人の娘を持つ私ですが、平日の仕事休みの日には小学2年生の長女の宿題に付き合っています。

もちろんこれは長女が入学してからずっと続いていることなんですが、入学当初は国語だったらひらがなの練習とか、算数だったら簡単な足し算とか。最近では九九の暗唱や、日常生活で使う漢字の練習などもやっていて日々成長を感じています。

そんな中、これも宿題ですが国語の本読みがあり、本を読む姿勢や句読点を意識して読んでいるか、他には感情を込めて読んでいるかなどを親がチェックするというものです。

本読みの内容もいろいろあって、特に昔よく聞いたおとぎ話などがあると懐かしい気分になったりするものです。

その本読みで先日、「かさこじぞう」という小学校で登場する定番のおとぎ話を聞く機会がありました。

話の内容は、貧乏な老夫婦がお正月に食べるお餅の餅粉や食べ物を買うお金を得るために5つの笠をこしらえて雪がしんしんと降る町におじいさんが売りに出かけたけど結局売れなくて、帰る途中に6つのお地蔵さまが雪をかぶって冷たそうにしているからとこしらえた笠と自分がかぶっている笠をかぶせておじいさんは帰ってきます。

おじいさんはおばあさんにその話をして詫びますが、おばあさんはとても良いことをしましたね、とほほ笑んでくれました。

その夜お地蔵さまがその老夫婦のおうちにお正月用のお餅や食べ物をお礼に持ってきて老夫婦はとても良いお正月を過ごしました、という非常に心温まるおとぎ話です。そうそう、こういう話だったなあ、と聞きながら思い出しました。聞き終わった後に娘に、「いい話だね。こういうおじいさんやおばあさんのように優しい気持ちにならないといけないね」と話したんですが、その横で同じく聞いていた幼稚園の次女が「え?これ怖い話よ」と言いました。

「なんで?」と訊いたら、「だって石のお地蔵さんが動くんだよ。

だからこれは怖い話なんだよー」って。確かにおとぎ話でなければ冷静に考えると怖いですけどね…。そういう発想にはびっくりしましたが、色々なものの見方があるんだな、と妙に感心した出来事でした。